吉野家・伝説の創業店、築地から豊洲に移転!

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こんにちはズル大佐です。

ズル大佐が通勤で利用しているゆりかもめの車窓から見える豊洲新市場の工事は、すでに一部で建物の建設が始まっています。
2015年度中の開業に向けて順調に進んでいるようです。

ところで豊洲新市場の6街区にできる千客万来施設には、140店が入居する場外市場が予定されています。この中には現在築地市場にあるお店も移転し、その一つに吉野家の創業店が含まれているそうです。
ズル大佐も豊洲の交差点角の吉野家で牛丼を食べた事がありますが、おなかが空いて急いでいる時に重宝するお店ですよね?

吉野家は1899年(明治32年)、中央区日本橋にあった魚河岸で創業しました。忙しい魚河岸の人たちのために、「早い、うまい、安い」食べ物を提供しようと生み出された吉野家の牛丼はとても人気があったそうです。
しかし、1923年の関東大震災で被災した魚河岸は築地に移転しなければならなくなり、1926年吉野家は魚河岸とともに築地に移転しました。
1980年には店舗急増のため味をおろそかにした事や輸入牛肉の高騰で経営が悪化、事実上の倒産に追い込まれました。
その後、セゾングループなどの支援で経営再建を果たした吉野家は、1990年には株式を店頭公開しニューヨークや上海など海外へも店舗を展開するなど躍進します。
しかし、2003年(平成15年)に米国でBSE(牛海綿状脳症)感染牛が確認され米国からの輸入が停止されると牛肉の調達が不能になりました。牛丼販売の休止に追い込まれ、営業の縮小や、カレー丼、豚丼などの代替商品の緊急投入を余儀なくされました。他店ではオーストラリア牛などを使って牛丼を提供しましたが、吉野家は過去の失敗を鑑み「米国産牛肉でなければ吉野家の牛丼の味が出せない」として米国産牛肉の輸入が再開されるまで提供しませんでした。
ただ、この築地にある吉野家創業店だけは国産の牛肉を使って牛丼を提供し続けたという逸話があります。

そして2015年豊洲に市場が移転するのにあわせて、吉野家と現在築地市場で営業する全ての飲食店が豊洲新市場に移転する事が決まっています。
市場で働く人たちの胃袋を満たし続けた伝説の創業店は近く幕を閉じますが、新市場でまた新しい歴史を刻んでいくことになります。2020年東京オリンピック選手村や競技場は目と鼻の先です。その時は吉野家の牛丼をほおばる世界中のアスリートたちの姿が豊洲で見られるかもしれませんね?

追記
豊洲交差点にある吉野家豊洲店に加え、お台場には3店舗あります。有明セントラルタワー店、お台場デックス店、ダイバーシティ東京プラザ店です。2014-10-03_1002

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