かつて、何も無かったお台場に紆余曲折を経て1996年に誕生した高級リゾート型ホテル「ホテル日航東京」がありました。
その後「ホテル日航東京」は、JALの経営破綻等を受けて昨年の2015年10月「ヒルトン東京お台場」へと生まれ変わりました。
隣にそびえ立つ「ホテル グランパシフィック LE DAIBA」と並び、お台場を代表するホテルだったのに外資ホテルになっちゃうのか…。と少し残念な気持ちになっていたズル大佐でした。
しかし、いつの間にか「日航」のブランドがお台場に復活していました!
そのお隣だったホテル「ホテル グランパシフィック LE DAIBA」が「グランドニッコー東京台場」として生まれ変わっていたのでした。ズル大佐は気付きませんでした(反省)。
では、このホテルの歴史を簡単に解説します。
このホテルは、台場駅を挟んだ向かい側にあるホテル日航東京(現ヒルトン東京お台場)と共に、1996年に台場地区で開催予定だった世界都市博覧会にあわせて建設されたものです。
しかし、開催前年(1995年)に都市博中止が決定されたため、ホテルの建物の躯体と外観が完成した段階で、内装設備工事を残して工事は一旦中断されました。
一方、隣接するホテル日航東京は都市博中止後も建設を進め、予定通り1996年に開業した。その後、グランパシフィックも工事を再開し、当初予定より2年遅れて1998年(平成10年)6月1日に「ホテル・グランパシフィック・メリディアン」として開業しました。
2008年6月1日にホテル グランパシフィック LE DAIBAと改称。
2016年5月、京急グループは当ホテルの土地・建物を、ヒューリックに売却。また子会社のホテルグランパシフィック株式はオークラ ニッコー ホテルマネジメント(旧社名JALホテルズ)が取得。
2016年7月1日に「グランドニッコー東京 台場」にリブランドしました。
ホテル日航東京がヒルトンに変わり、そのとなりのグランパシフィックがグランドニッコーに変わるなんて、激変のホテル業界を象徴しているようです。これも急増する外国人観光客や2020年東京オリンピックを見越しての事なんですかね?
名 称 :グランドニッコー東京 台場
所在地 :東京都港区台場二丁目6-1
交 通 :ゆりかもめ台場駅徒歩0分(直結)りんかい線東京テレポート駅徒歩10分
階 数 :地上30階、地下3階
建物高 :最高部113.31m
敷地面積:20,900㎡
建築面積:
延床面積:124,633㎡
客室総数:884室(スイート22室)
竣 工 :1998年3月
開 業 :2016年7月1日
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ズル大佐様
こんばんわ
なんだか、ややこしい変更劇(^_^;)でしたよね!
ホテル業界もめまぐるしいですね、
もぐたんさん、まったくですね!
あとホテルに関しては、ゆりかもめ有明駅と市場前駅前にダイワが建設するようです。
外国人観光客の増加に対応するために、もっと出来ると思います。