テレコムセンター

SONY DSC

SONY DSC


こんにちは、ズル大佐です。

最近ブログのネタも無いので、お台場・臨海副都心の建物の紹介をしていきたいと思います。

お台場には奇抜というか未来的なデザインの建物がいくつかあります。その一つが「テレコムセンター」ビルです。
テレコムセンターは、臨海副都心の青海地区に1995年10月に完成しました。
東西2つの塔は地上21階、地下3階で構成されており、地下から地上5階、地上20、21階でつながっています。
また、21階には臨海副都心を一望できる展望台も設置されています(当初は無料でしたが、2004年7月から有料)。

ズル大佐が思うにこのビルは、鈴木都知事時代の1985年に計画された東京テレポート構想を担ったビルだと思います。
東京テレポート構想とは、未来の都市は「情報通信の港」をもとに発展するというテレコミュニケーションポートという構想です。
具体的には、通信衛星を持つ情報の拠点をつくり出し、その周辺にインテリジェントビルなどを配置し、情報サービス産業や外資系企業を誘致して、都心に対応したビジネスセンターを作っていこうという計画でした。

その情報拠点としての期待を背負って完成したテレコムセンタービルには、「東京MXテレビ」もここに本社を構えていました。
屋上には各局のパラボラアンテナが多数設置されており、テレビの衛星中継の地上局として利用されるなど、衛星通信の世界では重要な地位を占めております。
また、耐震構造であり、無停電設備を備えた建物はデータセンターとしても利用されています。

しかしながら、バブル崩壊後の長期の経済低迷、青島都知事による世界都市博の中止などにより、お台場・臨海副都心の開発は東京テレポート構想どおりには進みませんでした…。
1997年にフジテレビが移転し、お台場・臨海副都心の開発を牽引していますが、「東京MXテレビ」が2006年に千代田区の半蔵門に移転してしまうのに象徴されるように、鈴木都知事の描いた未来のようにはなっていません。

時代を先取りしすぎてしまった「テレコムセンター」ですが、お台場・臨海副都心の開発はここに来て進展が見えてきました。
大型客船も接岸できる埠頭、BRTは近い将来運行開始しますし地下鉄新線や羽田空港への直通線も計画されています。有明ガーデンシティやパレットタウン跡にできるトヨタと森ビルの複合商業ビルをはじめ、東京オリンピックを起爆剤にお台場・臨海副都心の開発が一気に進むような気がします。
その時は、このテレコムセンターが情報通信ビジネスの中心として役割を果たしてくれるのではないでしょうか。

名 称   テレコムセンタービル
所在地   東京都江東区青海二丁目5番10号
階 数   地上21階、塔屋1階、地下3階
建物高さ  最高部99m
敷地面積  22,000㎡(青海C区画)
建築面積  13,310㎡
延床面積  159,731㎡

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です