
こんにちは、ズル大佐です。
ズル大佐永遠のアイドル、斉藤由貴さんが初主演したドラマ「スケバン刑事」のロケ地を巡ってみました。
スケバン刑事は、「花とゆめ」に連載されていた和田慎二の漫画が原作で、1985年4月11日から10月31日までフジテレビ系列で全24話が放送されました。また、南野陽子主演のスケバン刑事Ⅱ、浅香唯主演のスケバン刑事Ⅲへと続編が作られました。
当時、斉藤由貴さんは明星食品「青春という名のラーメン」のCMに出演しており、当時の中高生にとっては、「あの可愛い娘は誰なの?」「斉藤由貴って人らしいよ」「斉藤由貴の卒業いいよね!」と言った感じで、彼女のクリクリとした目と普通のアイドルとは一線を画した雰囲気にすぐにファンになりました。
ドラマ版「スケバン刑事」のエンディングには、二つのパターンがあります。前期パターンは渋谷・原宿・神宮外苑で、後期パターンは横浜赤レンガ倉庫・山下公園・伊勢崎町などで撮影されています。曲は斉藤由貴が歌う「白い炎」が前・後期通して使われました。
スケバン刑事エンディング前期
斉藤由貴が歩くのは神宮外苑の銀杏並木で、絵画館に向かって右側の歩道です。当初左側の歩道かと思っていましたが、現地に行ってみると背後の聖徳記念絵画館の写り込みから右側歩道と判断しました。


聖徳記念絵画館の前を歩く斉藤由貴。
聖徳記念絵画館 東京都新宿区霞ヶ丘町1−1



斉藤由貴が居たのは矢印の位置です。
聖徳記念絵画館の真向かいにあるユニコーンのモニュメント。




斉藤由貴が歩くのは神宮前交差点の商業ビル「ラフォーレ原宿」前。
ラフォーレ原宿 東京都渋谷区神宮前1−11−6



ラフォーレから出てきた斉藤由貴は、交差点を右折し表参道を原宿方面に歩いて行きます。
かつて渋谷公園通りにあった壁画の前に佇む斉藤由貴。東京都渋谷区宇田川町19−3辺り


80年代かと思われる写真。この壁画はパルコの横にありました。


壁画の後ろは駐車場となっており、その目隠しのために壁画が設置されていたのかもしれません。若い女性達が大勢壁画にもたれかかり、待ち合わせ場所の定番だったことが伺えます。

公衆電話ボックスから電話を掛ける斉藤由貴。当時携帯電話は存在しておらず、かろうじて自動車電話があるくらいでした。平野ノラさんのバブルネタで使われるショルダーフォンが発売されたのが1985年9月なので、スケバン刑事撮影時には存在してなかったでしょう。
同じデザイン公衆電話ボックスが公園通りに存在します。電話ボックス背後の建物の扉に「PARCO」の文字が見えることから、この建物が当時存在したPARCO2であると思われます。PARCO2前の道路を挟んだ電話ボックスで間違いないと思います。
ただ、この電話ボックスが当時のものと同じかは定かではありません、というのも電話ボックス内の電話機の位置と扉の位置が変わっています。電話ボックスの向きを変えたのか、同じデザインの新しいボックスを設置したのでしょう。 東京都渋谷区神南1−19−8辺り


スケバン刑事の放送当時は歩道側にドアがありましたが、現在は右側に設けられた植え込みの隙間がわにドアがあります。

クレープを食べる斉藤由貴。おそらく竹下通りあたりだと思いますが、お店は特定できません。1977年竹下通りに「カフェクレープ」というお店がオープンして人気を博したらしいのでそのお店かもしれませんね。現在「カフェクレープクラブ」というお店が竹下通りで営業していますが同一のお店かどうか定かではありません。

原宿の竹下通りを歩く斉藤由貴。

スケバン刑事エンディング後期
後期のエンディングは時系列でなくロケ地別に検証したいと思います。
ロケ地は、横浜新港埠頭と赤レンガ倉庫周辺、山下公園、あぶ刑事でも有名な「BAR POLESTAR」、横浜外国人墓地脇、伊勢崎町通りのからくり時計です。
まずは横浜新港埠頭と赤レンガ倉庫の空中写真、上が1988年、下が現在です。
1985年当時の横浜新港埠頭は、倉庫や横浜港駅プラットホームがあり港として活用されていたようですが、現在は横浜海上保安部が設置されて一般人は立ち入れなくなっています。
後期エンディングでは、岸壁上や桟橋上を歩くシーンがあります。撮影の位置までを特定をすることはできませんでしたが、ほぼ同じ場所にある赤レンガ倉庫や横浜港駅プラットホームで撮影されている事を考えると、全く別の場所で撮影するとは思えません。したがって新横浜埠頭のどこかで撮影したのではと考えます。

桟橋上を歩く斉藤由貴。1988年の空中写真に示した赤の矢印位置に桟橋があるのでここかもしれませんがどうでしょう?

岸壁上を歩く斉藤由貴。この場所も特定に至ってませんが、向かって左側に海がある場所は、先の空中写真のピンクの矢印場所が考えられます。
特定はできませんが、次の船の脇を歩くシーンを考えると②と③のピンク矢印が可能性が高いかと思います。一応③の場所で撮影した写真を掲載しておきます。
ただ、斉藤由貴の背後に映っている建造物は一体何なのでしょう?鉄骨の様にも見えるけど組み方が不規則に見えるし、当時建設中だった横浜ベイブリッジと関係あるのでしょうか?また、岸壁の黒い凸凹も気になります。しかし現在の横浜港にこのような物は発見できませんでした。


大きな船の脇を歩く斉藤由貴。対岸の景色から黄色長方形①か②の場所に船があったのではないかと考えます。カメラの位置が相当高いのが気になります。

停泊船のロープの奥に横浜マリンタワーが映っていることからも大きな船は黄色①か②の位置に停泊していたのではないかと考えます。


横浜赤レンガ倉庫2号館で佇む斉藤由貴。ここは昔からいろんな映画やドラマでロケ地として使われている名所ですね。


横浜港駅プラットホームの斉藤由貴。現在も当時のプラットホームがリメイクされて残されていますが、全てが残っているのではなく南側4分の1だけです。おそらく斉藤由貴が歩いているのは、北端の線路上と思われます。


嫌がるワンちゃんを抱いている斉藤由貴。
注目して欲しいのは背後のプラットホームの屋根です。よく見ると屋根の支柱が現在のものと同じです。おそらく当時の物を保存していると思われます。















