東京ラブストーリーロケ地巡りOP
東京ラブストーリーロケ地巡り第1話
東京ラブストーリーロケ地巡り第2話
東京ラブストーリーロケ地巡り第3話
東京ラブストーリーロケ地巡り第4話
東京ラブストーリーロケ地巡り第5話
東京ラブストーリーロケ地巡り第6話
東京ラブストーリーロケ地巡り第7話
東京ラブストーリーロケ地巡り第8話
東京ラブストーリーロケ地巡り第9話
東京ラブストーリーロケ地巡り第10話
東京ラブストーリーロケ地巡り最終話
こんにちは、ズル大佐です。 まずは最終話のあらすじ。
このあらすじはロケ地巡りの為に書いたもので、変な文章や回りくどい表現がありますが、あしからず。
第11回 東京ラブストーリー 1991年3月18日放送
「さよなら」
小学校の校庭で会った二人。
校舎の柱に刻まれた二人の名前を見ながらリカは、これから10年、20年も残るのかなぁと言うが、完治は廃校が決まっており取り壊されると告げる。
三上はさとみが、完治のことで悩んでいるのではないかと心配してさとみの勤め先を訪れた。
バッティングセンターで、尚子は別の男と結婚したと伝えた。
二人はいろいろあったが、また友達関係に戻って楽しく話せるようになっていた。
完治は約束だった故郷の町を案内した。(肱川、大洲旧市街のおはなはん通り、大洲神社)子供の頃の思い出の場所を巡りながら、お互いの気持ちを話す。
たばこ屋がある通りを歩く三上の前に、新婚旅行から戻ってきた尚子が現れる。行きの飛行機が着いたその便で、そのまま引き返してきたのだ。新郎も親も捨てて三上の胸に飛び込んできた尚子をしっかり抱きしめる三上。
伊予鉄道梅津寺駅近くの堤防で、完治を好きだったことを胸の奥にしまってロスへ行くと言うリカに、もっと楽に生きろと言う完治。
完治に抱きつきリカは、「最後のお願い、駅で待ってる。」と言う。
午後4時48分の電車に乗るから気持ちが変わったら来てと駅の方に去っていくリカ。完治は一人、海を見ながらたたずんでいた。
電車の出発時刻がせまる中、完治は梅津寺駅に向かって走り出した。リカの乗る予定の電車に駆け乗り、乗客を見渡したがそこにリカの姿はなかった。電車が走り去った後、駅員にリカのことを尋ねると一本前の午後4時33分の電車に乗って行ったと教えられた。リカが立っていたという場所に近づくと、そこには完治がリカに貸したハンカチが結んであり「バイバイ、カンチ」と書かれていた。
一本前の電車に乗ったリカは、完治との出会い、楽しかった出来事を思い出し一人涙にあふれていた。
数日後、完治のアパートにリカから絵葉書が届く。完治と出会えてよかった。また、会えるよね?と。
そして3年後、
三上と尚子の結婚式にやっと二人の結婚を許した尚子の両親が現れる。
式の後、グランドプリンスホテル高輪国際館パミールの階段で完治・さとみ夫妻から祝福を受けた。
結婚式の帰り道、完治は表参道河合楽器の前で向こうから歩いてくるリカとすれ違い、声をかけた。振り返るリカは、完治とさとみが結婚したことを知りおめでとうと伝える。さとみは、二人で同窓会をしてきてと気を利かせその場を離れた。
二代目日本青年館の屋上で、完治のことを永尾君と呼ぶリカは、永尾君を好きになり、好きになってくれたことを大切に思っている…。と元気に話す。
3年前同時に振り返って別れた思い出がある代々木公園イベント広場で、昔と同じように同時に振り返り別れる二人。「カンチ!」と呼んで、笑顔いっぱいに手を振るって去っていくリカの後姿を黙って見送る完治だった。
リカは三菱石油の前を通ると、3年前のここでの出来事を懐かしみ、再び日本青年館の屋上に登ると、夕焼けに映える新宿の高層ビル群を見つめていた。
完
小学校(久万中学)でリカと再会したカンチは、自分の生まれ育った街を案内する。
大洲市の肱川河川敷を歩きながら、台風が来るとワクワクした話をする。
実際、平成30年7月7日の豪雨で肱川が氾濫し9名の方が亡くなりました。完治の実家のある大洲の旧市街は水害から免れたそうです。
大洲市旧市街の「おはなはん通り」を歩く二人。
この辺りは昔からの町並みが保存されており、リカと完治が巡ったロケ地の建物の多くは修繕されほぼそのまま残されています。左の建物も外壁が綺麗になっておりアスファルト舗装は石畳に変わってます。
この画像もおはなはん通り。後ろの建物はそのままです。
大洲神社の手水舎は同じものが建ってます。
カンチがハンカチを貸してあげると「洗って返すね!」と言ってバッグの中に。しかしこの後、ハンカチに落書きされた挙げ句駅に放置される(笑)
二人でお参りした社殿は建て直されました。
狛犬の位置も変わってますね。
この時、リカはどんな願い事をしたんだろう?
お参りを済ませ石段を下る。大洲の町が一望できる場所でしたが、現在は木が伸びて見通しが悪くなっています。
大洲神社の石段は昔そのまま。
神社の禁止看板ですが、よく見ると当時と筆跡がまったく同じ!
ということは、28年前の看板がそのまま残っています。
目黒駅近くのタバコ屋のある通り。東京都品川区上大崎3丁目4-9あたり
劇中何回か出てくるこの場所、三上もリカもタバコ屋の方向に歩いてますが、その先にカンチやリカの部屋はありません。むしろ逆方向です。
三上の前に千葉ナンバーのタクシーが停車すると…。
新婚旅行からトンボ帰りしてきた尚子が降りてきました。背景のマンションは当時のまま。
おはなはん通りのすぐ近く。画像ではよく見えませんが、リカの背後に赤いポストが立ってます。背景の家はリフォームされてますが窓サッシなどに面影が残ります。
この時リカは、カンチを待つ間に絵葉書を書いていたようです。この直後ポストに投函します。
場所は変わって梅津寺駅近くの堤防です。
堤防に段差があったのですが、現在は継ぎ足され高さが揃ってます。
堤防内に「梅津寺パーク」という遊園地があったのですが、2009年3月15日閉園しました。2010年5月より愛媛FC(J2リーグ)の練習場「愛フィールド梅津寺」になりました。
ズル大佐が撮影した日は雲ひとつない快晴でした。28年前のあの日も同じ真っ青な空だったんですね?
リカが「気が変わったら駅に来て、最後のお願い。」と完治に抱きついた背後の灯台は昔のまま。
カンチが佇む桟橋は無くなってしまいました。
堤防に完治を残し梅津寺駅に向かうリカ。駅前には大きな建物があったようですが、現在は広い空き地になってます。
梅津寺駅のホームで電車を、いや、カンチを待つリカ。
リカが立っていた場所の柵には今でもハンカチが結ばれています。ズル大佐が結んだハンカチは一番左です。
リカが乗ると言っていた電車の時間が迫り駅に向かって走るカンチ。梅津寺公園の梅林の中を時計を見ながら急ぎます。
踏切を走って渡る!
改札も無視して走る!
しかし、リカはいませんでした。柵には大洲神社でリカに貸したハンカチが結ばれてました。
ズル大佐も「バイバイ カンチ」と書いたハンカチを結んできました。
「バカ」に見えますが、「バイバイ カンチ」です。
途方にくれるカンチ
リカを乗せた電車は夕焼けの中走ります。
さようなら、カンチ(涙)
東京に戻ったカンチが出勤するのは神泉町交差点近く、当時は商店が並ぶ町並みだったようですが、現在は渋谷ガーデンタワーが建ってます。
さとみとカンチが歩くのは渋谷橋交差点の近く天桂禅庵というお寺の前あたり。
リカを失ったカンチは寂しそう。
そんなカンチの元へ、リカが大洲市で投函した絵葉書が届く。
消印が平成3年3月25日ということは、この放送の7日後なので小道具さんが作ったものでしょう。また、品川区戸越7丁目という住所は存在しません。もちろんクレドール品川というアパートもありません。
心にポッカリ穴が空いたカンチ。リカと何度か喧嘩した富ヶ谷公園のブランコに座り、リカの事を思い出しているのか?完治の座るブランコは当時と同じものが残っていますが、画像左側の第8話終盤でリカが登っていた滑り台や天蓋付きの大型ジャングルジムは小さな滑り台になってしまいました。
追伸、元気ですか?
そして時は流れ…。
三年後、三上健一と長崎尚子は結婚する。式を挙げたのは尚子が1度目の結婚式をしたグランドプリンスホテル高輪と同じ敷地内にある国際館パミール。
さとみとカンチも結婚しました。二人が歩くのは表参道の河合楽器(東京都渋谷区神宮前5丁目1-1)の前あたり。
リカと偶然出会う!
二人だけの同窓会。二代目日本青年館の屋上で話した後、思い出の代々木公園イベント広場にやってきた。
いつだったか、こんな事あったな。
あった、あった。
じゃあ、いつかみたいに せーので後ろ向こう。
OK
せーの
カンチ
カンチ!
大きく手を振ってカンチと別れ、
思い出のガソリンスタンドの前を通り、
缶を蹴っ飛ばしたなぁと思い出しながら、
二代目日本青年館の屋上から夕日を見つめるリカ。